ヒラヤーマンブログ

22歳経営者、パーソナルトレーナー、元肥満、リバウンド経験多数。

ダイエットと栄養学(基礎編)

ダイエットと栄養学(基礎編)

ダイエットを進めていく上で初歩的な栄養学を把握することで

ダイエット成功につながっていきます。

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脂肪を落とすための原則

まずはダイエットにおける原則として

 

消費カロリー摂取カロリー

 

この状態ができていなければまず痩せることはできません。

 

摂取したカロリーより

 

消費したカロリーが多くなければ痩せないってことです。

 

極論ですが

 

食べなければ痩せます。

 

ですが、その食事方法で痩せても健康的ではありませんし

 

確実にリバウンドします。

 

痩せた後に減らしたままの食事をキープ出来るなら

体型をキープ出来るかもしれませんが

現実的にむずかしいでしょう。

 

 

例として

体重が5キロ落ちたとして

 

食べずに痩せたダイエットが

 

落ちた体重5キロの内訳が(筋肉4キロ:脂肪1キロ)

 

栄養素を気にしながら食べて痩せたダイエットが

 

落ちた体重5キロの内訳が(筋肉1キロ:脂肪4キロ)

 

もし、このような内訳になった場合は

 

筋肉量が減ってしまったダイエットでは

 

基礎代謝が落ちてしまうため1日の消費カロリーが減り

 

痩せにくく太りやすい身体ができあがります。

 

そうならないためにも

栄養の基礎から学んでいきましょう。

 

 

 

 

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三大栄養素 

 

タンパク質

脂質

炭水化物

 

の3つが三大栄養素と呼ばれる栄養素です。

 

 

この栄養素は英語で

 

タンパク質=protein(プロテイン)

脂質=fat(ファット)

炭水化物=carbohydrate(カーボ)

 

アルファベットの頭文字をとって

PFCとよく言われます。

 

ダイエットでは

 

PFCバランスを整えることが大事になってきます。

 

PFCバランスはよく出るので覚えていてください。

 

三大栄養素のカロリー

 

1グラムあたり

 

Pタンパク質=4カロリー

 

F脂質=9カロリー

 

C炭水化物4カロリー

 

となってます。

 

1グラムあたりのカロリーが脂質だけ

 

他の栄養素より2倍以上も高いことになります。

 

脂質はカロリーが高いと覚えておきましょう。

 

摂取カロリー

 

その名の通り摂取した食べ物や飲み物のカロリーのことです。

 

とりあえず

カロリーの計算方法を覚えておきましょう。

 

サバ缶が目の前にあったので

これを計算してみましょう。

 

 

P=4カロリー

F=9カロリー

C=4カロリー

 

なので

このサバ缶には

Pが28,5

Fが8,5

Cが13,9

 

入っています。

 

P→28,5✖︎4カロリー=114カロリー

F→8,5✖︎9カロリー=76,5カロリー

C→13,9✖︎4カロリー=55,6カロリー

 

合計246カロリーとなります。

 

三大栄養素が合わさりその食品のカロリーが出ます。

 

三大栄養素が体のエネルギーとなるので覚えておきましょう。

 

三大栄養素も知らないのに

 

よくわからないサプリメント買ってませんか?

 

テレビで言ってたからってオリーブオイルなど多用していませんか?

 

タンパク質十分に取れてないのに

 

ビタミンばっか気にして野菜ばかり食べていませんか?

 

ビタミンミネラルも

 

もちろん大事ですがまずは三大栄養素の理解から始めましょう。

 

消費カロリー

 

 

消費カロリーとは

 


・基礎代謝

 


・運動代謝

 


・食事誘発性熱産生

 
3つを合わせたエネルギーを

 
消費カロリーと言います。

 

 

 

基礎代謝(安静時代謝率)とは

 


呼吸、心機能、体温調節などの

 
正常な身体活動を維持する為に必要なカロリーの量であり、

 
1日中何もせずにベッドに横たわっていても消費するエネルギーの事です。

 
基礎代謝は1日の総消費カロリーの60%〜75%を占めるので

 
基礎代謝を高めるのがダイエット成功の秘訣です。

 

 

運動代謝とは

 

身体活動によるカロリーの消費で

 

人によって差が1番大きい消費カロリーになります。

 

身体活動に必要なエネルギーの量は、その強度や、継続時間、頻度によっても変化し

 

極端な暑さや寒さはカロリー消費を多くしたりします。

 

その人の体質や年齢、生活環境(デスクワークなのか、力仕事なのか)

 

で人それぞれです。有酸素運動やスポーツ、筋トレも運動代謝に入ります。

 

食事誘発性熱産生とは

 

 食事をした後、食物の消化や吸収に必要とされるエネルギーであり、

 

安静にしていても代謝量が増大することです。

 

食後は、体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が熱となって

 

エネルギーが消費されます。

 

三大栄養素の中で、タンパク質の食事が

 

食事誘発性熱産生が1番高いと言われていて

 

食事誘発性熱産生のこと考えると

 

タンパク質を多めに取る食事が大事です。

 

また、よく噛んで食べることで

 

もっと消費カロリーが増えるのでよく噛みましょう。

 

 

まとめ 

 

・消費カロリーが摂取カロリー多くないと痩せない。

 

・消費カロリー>摂取カロリーの式を守る

 

・三大栄養素はタンパク質、脂質、炭水化物の3つ

 

・三大栄養素のバランスをPFCバランスという

 

・脂質は他の栄養素よりカロリーが高い

 

・消費カロリーは基礎代謝、運動代謝、食事誘発性熱産生の3つ

 

・基礎代謝はじっとしてても消費する

 

・基礎代謝を上げるには筋トレ。

 

・運動代謝は人によるので自分の生活合わせて見積もる

 

・食事誘発性熱産生は食後に増えるカロリー

 

・食事誘発性熱産生を増やすためにタンパク質をとる、よく噛む。

 

これらを意識してダイエットはしていきましょう。

明日は具体的にどういう計画で減量していくのかを説明します!!😇😇

 

 

 

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