脂肪組織の種類とは?白色?褐色?
今回はダイエットの敵
脂肪について記事にしていきます。
ダイエット方法は過去記事も読んで下さい
脂肪とは
脂肪を大きく分けて二つの種類に分けられています。
皮下脂肪
内臓脂肪
この二つになります。
皮下脂肪とは
言葉のとおり皮膚のすぐ下にある皮下組織に
ついてしまう脂肪のことです。
皮下脂肪が増えてくると、お腹周りや、太ももなど
お肉をつまめてしまうのが皮下脂肪となってます。
内臓脂肪よりは比較的落ちづらいです。
内臓脂肪とは
腸間膜(お腹の中で小腸を包みこむ二重の膜)などにつく脂肪のこと。
簡単に言うと内臓にあるつまめない脂肪のことです。
エネルギーの一時的な保存として使われるため、脂肪がつくスピードも早ければ、落とすのも早いのが特徴です。
覚えておこう
脂肪はダイエットの敵となりますが
人間の歴史的に見ると
飢餓状態が長かった人類の歴史があるので
遺伝子レベルで生き残る為に身体に脂肪を溜め込みやすくなってます。
反対に筋肉は大きくカロリーを消費してしまうので
人間の機能的には使わないならば
いらないものなので分解に働きやすくなってます。
脂肪→付きやすく落ちづらい
筋肉→付きにくく落ちやすい
これを頭に入れておきましょう。
脂肪組織の種類
脂肪細胞は大きく分けて二つに種類があります
一つは
白色脂肪細胞組織
これはステーキの脂身のように白い色をしています。
なぜ白なのかと言うと、トリグリセリドと呼ばれる
白い中性脂肪を多く含む脂肪細胞が主成分になっているからです。
もう一つが褐色脂肪細胞組織
これは基本基本には白色脂肪細胞と同じ細胞組織で
トリグリセリドも含まれていますが、それに加えて
ミトコンドリアという細胞小器官を多く持ちます。
ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーの生産工場の
ような働きをしていてその生産過程で鉄を含むチトクロームという色素タンパク質が重要な働きをする為に
ミトコンドリアは赤くなりしたがって
褐色脂肪細胞が茶褐色になっています。
ざっくりいうとミトコンドリアはエネルギーを作っていて赤い。ミトコンドリアを多く含むのが褐色脂肪細胞です!
それぞれの役割
白色脂肪細胞はいざとなったときにエネルギー源として
ため込む役割があります。肥満の人は白色脂肪細胞が多いと言えるでしょう。
白色脂肪細胞は年齢と共に増加していくと言われています。
褐色脂肪細胞はエネルギーの燃焼に寄与し、体温を維持する為に熱を作る役割も持っています。
冬眠する動物などが寝ても体温を維持できるのは
褐色脂肪細胞のおかげです。
褐色脂肪細胞は赤ちゃんの頃には多く年齢と共に
減少していくと言われています。
褐色脂肪細胞を活性化させる為にカフェインを摂取して
トレーニングするなどしてみてもいいかもしれませんね!
カフェインの効果には今後記事にします。
まとめ
・脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪がある
・脂肪は付きやすく落ちづらい
・筋肉は付きにくくて落ちやすい
・脂肪細胞は白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の二つ
・褐色脂肪細胞を活性化でダイエットに効果ありかも
今回は脂肪細胞について詳しく説明しました!
知識として頭に入れておくのもいいかもしれませんね!
ではまた!